事例

システムのベースになっている『Moodle』は大学や企業にも導入されている世界標準の高機能なシステムです。使い方は教師の思いやアイデア次第。様々な要望に応えられるシステムです。いくつか『Moodle』の機能を利用した事例を紹介します。

小テスト機能 計算練習とその効果

2桁÷1桁の割り算、5問解くのに8分かかった児童が1週間で27秒になりました。

それは、プリント学習では得られない学習効果が自覚できるからです。このシステムでは、正答率だけでなくかかった時間も表示されます。はじめ8分だった結果がやがて8分を切り、7分を切りと自分の学習効果を自覚した瞬間からやらされる学習からやりたい学習へと変わりました。学校だけでなく家庭や車の中でも1日100回以上も取り組むようになり8分が27秒へと飛躍的な向上につながりました。もちろんシステム任せではなく、担任の先生の毎日の声掛けがあっての成果です。

手作り動画や写真の紹介

動画や写真による指導は効果的です。このシステムを利用すれば見せたい動画や画像を用意して、学校やクラスなど見せたい対象にいつでも提供することができます。例えば、新入生に対しての学校生活のルール、教科学習では楽器の演奏、実験方法、運動のポイントなど利用できる素材はアイデア次第です。

例えば、リコーダーの練習内容を動画で紹介すれば家庭での練習効果も上がります。紹介している画像は、鏡になっているので見たまままで練習ができる手作り動画になっています。

フォーラムの活用

意見交換の機能を授業に利用すれば短時間に多くの意見交換が行えます。例えば『初発の感想』をフォーラムに書き込めば、その場で意見交換が始まります。また、個々のやり取りは共有できるので後から全部全員で読み返すことが可能です。

他にも、『詩』や『作文』の作品紹介も簡単です。出来た子どもから紹介することもできるので、授業という限られた中で同じ活動を行っていても、システムの導入により今まで以上の学習効果を生むことができます。

研究事例紹介

論文受賞履歴

  • 2005「第13回 上月情報教育賞」優良賞受賞 財団法人 上月スポーツ・教育財団「小学校におけるe-learningの推進 一人一台の情報端末とWBTの活用」

論文 https://www.kozuki-foundation.or.jp/ronbun/itaward/itawa13_takeuchi/kouzuki.htm 

  • 2005「第6回インターネット活用教育実践コンクール」 佳作入賞 「小学校教育にICTを根付かせる実践」
  • 2007「第8回インターネット活用教育実践コンクール」 佳作入賞「ITで進化した『読み書きそろばん』-Made in Japanのe-learningを目指して-」

論文等

  • 2001「情報教育シンポジューム 論文集」 情報処理学会「コンピュータと教育」研究会  
  • 2003「年間論文集19」 日本教育情報学会 第19回年会
  • 2003「第1回 日本WebCTユーザカンファレンス論文集」 日本WebCTユーザ会 
  • 2004「The 10th Japan Education & Research Conference論文集」サン・マイクロシステムズ
  • 2005「第1回全国大会講演論文集」日本情報教育開発協議会
  • 2007「2007 PC Conference」PC Conference